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保守派が日本の野球をダメにする

「希望枠撤廃」という世論の流れを、
往生際悪く、一部の保守系球団&コミッショナーが阻害しようとしている。

希望枠撤廃に巨人が難色(日刊)
根来代行の仲裁案が紛叫の種に(スポニチ)

朝のニュースでも、巨人の清武オーナーが「選手にはある程度自由を与えるべき」と発言してたが、要するに希望枠撤廃をずるずる1年引き延ばした上、撤廃後も見返りに選手のFA取得年数を短くして、一部の金満球団が、脂の乗ってる内に高年俸で囲い込む、という訳だ。入団前に取れなくなる代わりに、後でしかも厳選した選手を獲りやすくする、て、正にこういうのを朝三暮四と言うのでは。。

清武オーナーのコメントも、選手の自由=裏でのスカウト活動の自由を言い換えてるだけで、中村ノリの年俸紛争と同じぐらい詭弁。あなたの前のオーナーは何で辞職したのか、都合の悪い事は忘れとるんか。同じ栄養費辞職組でも、横浜は今回即時撤廃を先導切って呼びかけてると言うのに。

しかも驚いたのが、広島オーナーがこの意見に賛同してる事だ。巨人に追従して選手売りをしないと、球団としては持たないのだろうか・・・。

今朝の日経社説にも書いてたけど、戦力を均衡させて、シーズンの最後までどこが優勝するのか分からない白熱っぷりが、今のプロ野球に求められてる事だと思う。FAで戦力が偏ってる為、わざわざプレーオフ導入して接戦を演出させてる現状は、自然じゃないと思う。オーナーの皆さんには球界全体の事を考えた決断をして頂きたい。。
by kuruma0929 | 2007-03-22 12:49 | 野球全般
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